チューブファイル

日常のあれこれをチューブファイルみたいにまとめたブログ

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病気の仔猫

昔病気の仔猫を拾ったことがありました。

何度かそういうことあったけど

病気の子は初めて。

駅からの帰り道

真冬の夜中の駐輪場で鳴いてました。

ものすっごいちっちゃくて

そして汚いし

とにかく臭かったのです。

暗くてよく見えないけど相当汚れてるんだろうなと思った。

でも真冬で寒いし

みんなスルーだし

人目に付く場所にわざわざ

冷たいコンクリートの上にきっと捨てられたんだろうと思うとほっとけなくてですね

以前仔猫拾った時もうちで飼ってる猫が大激怒したので心配だったのですが

自転車のかごに入れて連れて帰りました。

怖がって泣かれて逃げ出そうとするし大変だった。

家に連れて帰って

とにかく臭いから洗わないとと思ったんですね。

可哀想だけどぬるま湯で洗ったんですよ。

もうにゃーにゃー鳴くしうちの猫のことも心配だったけど

でも洗っても洗っても臭いは消えない。

そうとう汚れてるんだと思いました。

でも違ったんですよね。

病院連れて行ったら

病気で口の中が口内炎だらけでただれてて

臭いも身体の中から匂ってくるものだったらしくて

洗ってとれるようなものじゃなかったんですね。

で

そこでしばらく入院して

何日かして迎えに行ったら元気になってた。

なんか驚くほど早く良くなったらしい。

そろそろ自分でご飯食べられると思うんですけどねーまだ食べないんですよ

と言って診察台にご飯置いて

しばらくしたらあたしの目の前で一生懸命食べてくれた時には感動しました。

あ、食べましたねーとか先生が言ってる横で号泣。

小さいのにその生命力には驚きましたね。

あーこの子はあんな寒い中で

一生懸命生きたいって思いながら鳴いてたんだなー

と思うとね。

今では知り合いの家庭で幸せに暮らしてます。