チューブファイル

日常のあれこれをチューブファイルみたいにまとめたブログ

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冷静と情熱のあいだ

恋愛ものが好きじゃないって言ったけど

でも唯一

あたしの大好きな恋愛映画があるのです。

それが

冷静と情熱のあいだ。

原作は

辻仁成が男性主人公順正目線で

江國香織が女性のアオイ目線で書いた作品。

でもこれ読んだ時

辻仁成の方はおもしろかったけど

江國香織の方は

なんか読んでて単調だし疲れてしまって

あんまりおもしろくなかった……

小説でも

男性が描いたやつって割と読めるんですよね。

女性が描いたのだとなんかいらいらしてしまったり

共感できないしつまらないと感じてしまうことが多い。

なんでだろう。

脳が男性よりなのかな。

とにかく冷静と情熱のあいだは

順正が主人公だったからよかった。

それに順正が絵画修復師っていう設定が好きだった。

映像もすごく綺麗だし

何よりエンヤの音楽がすごく良かった。サントラは何年たった今でも何度聞いても飽きないし

あの音楽がなかったらこの映画もそこまで魅力的じゃなかったと思う。

とにかくなんか

すべてがよかったなー

青年が弾くチェロの音楽とかもよかったし

梅が丘のアパートも

喫茶店も

全部が絵になってた。

あたしの中では完璧な映画でした。

DVDとかって買ってもそんなに何度も観たりしないけど

これは音楽もいいしBGM変りに何度も流しても飽きない。

集中して何かをしないといけない時とかに流すと

ちょうど良く集中できるし

いいなー好きだなー。

もし結婚したら

新婚旅行でドゥオモにのぼりたいとかそんなことまで思ってしまう……

運命とか身を引くとか引き裂かれるとか

他の作品だったら

ふーんありきたり。

別にそんなシチュエーション憧れないし(@・Д・＠）

とか思ってしまうのに

これは美しい。

って思っちゃう。

なんでかなー。

こんなこと言ってたらまた観たくなってきちゃったなー。