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日常のあれこれをチューブファイルみたいにまとめたブログ

   

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回転木馬のデッド・ヒート読了

これはとってもあたし好みの本でした。

日常の中にあるちょっと不思議なお話。

というのがあたしは大好きなんです。

そういう体験をよくするって人がたまにいるみたいですが

とってもうらやましい。

そういう人に限って

わずらわしいとか面倒だとか思ったりもするみたいですが

もったいない(*・д・`*)

あたしだったらすごくうれしい。

でもこういうことも

経験していないからこそ言えることなんでしょうが。

霊感が欲しいとは思いません。

怖いものは見たくないし

怖い体験もしたくないから。

でも

そういう話を聞くのは好きです。

話を聞くと

変った経験できていいなーって思ってしまう。

言ってもそんなに怖い体験ではなくって

ちょっと見ちゃったよって程度ですがね。

不思議な話っていうと霊的なものって思いがちですが

でもあたしが本当に求めているのは日常のちょっと不思議な話。

それがこの本には詰まっているわけです。

作家さんって

こういう人に聞いた話や自分の体験を織り込んで小説を書くんだと思うんですが

その元を読んだ気がして面白いです。

今は亡き王女のための

という話では

人の気持ちを傷つけることが天才的に上手い美しい少女

が出てくるけど

これはノルウェイの森に出てくる

レイコさんにピアノを習っている少女を思わせる。

とかそんな風に。

野球場では

ある女性に好意を寄せるあまり

彼女の部屋がのぞける場所に部屋を借りて

望遠レンズで毎日毎日その部屋をのぞき見ることが習慣になってしまった男性が出てくるけど

これも実話なんですよね。

こんな人が本当に存在するんだ。

ストーカーですよね。

立派なストーカーですよね。

でもお話として読むととっても興味深い。

本人の心情とかがわかって面白いんですよね。

誰にでもこういうことってありうるなって。

誰にでもこういう欲望ってあるんだなって。

そして春樹さんに対してこういうことを淡々と話してしまうって

やっぱり作家さんには何かそういうオーラがあるんでしょうか。

自分がひた隠しにしているけど

本当は誰かにしゃべりたい。

でも誰にも打ち明けられない。

しかし春樹さんには話してしまう。

うーん何ともうらやましいです。

あたしもこういう人の体験聞いたりしたいの。

自分では不思議だと思ってなくっても

というかよくよく考えると不思議でもなんでもないのに

でもやっぱりなんかおかしい。

っていうそういう体験

している人って結構いるのかな。

あるんならあたしに話してちょうだい。

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